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 平成30年7月20日、東京・赤坂の明治記念館で、海王丸の「ふね遺産」の認定式が行われました。

 

ふね遺産(Ship Heritage)とは

 公益社団法人日本船舶海洋工学会が、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舟類及びその関連設備を「ふね遺産」として認定して社会に周知し、文化的遺産として次世代に伝えるため、2017年(平成29年)に設立120年を記念して創設された制度で、海王丸は、2018年(平成30年)7月20日にふね遺産第11号として認定されました。

 海王丸が、日本丸と並んで現存する最古の日本建造練習帆船であること、そして、練習帆船としては最も長い59年間にわたり船員教育に従事したこと、現在も海洋教育の場として活用されていることなどが評価されたものです。

 

海王丸とは

 商船学校の学生に訓練を行う大型練習帆船として、1930年(昭和5年)2月14日に進水して以来、59年の間に地球約50周(106万海里)を航海し、延べ11,000名余りの海の若人を育てました。現役を引退した現在も、海事思想の普及に貢献しています。

 

海王丸の活用について

<総帆展帆>

 海王丸は、現役当時の姿を今に残し、海に浮かぶ生きた帆船として保存・公開するとともに、「海の貴婦人」と愛称される美しい姿を披露するため、年10回程度、訓練を積んだボランティアの方々の協力により、29枚すべての帆を広げる総帆展帆を実施しています。

 

<海洋教室>

 次世代を担う青少年に、海王丸での団体生活やカッター訓練などを通じて、友愛、協調性、責任感の大切さを経験してもらえる海洋教室を実施し、海事思想の普及に貢献しています。

 

<幸せのパワースポット>

 海王丸が2月14日に進水したことから、バレンタインデーにちなみ、多くの恋人たちが海王丸パークを訪れています。このことから、2013年(平成25年)1月1日に海王丸パークが「恋人の聖地」に選定されました。

 海王丸に設置されているタイムベルは、現役時代の59年間、どんな荒天航海の中でも乗組員と訓練生に時を知らせ、見守り続けてきたことから、不思議なパワーがあるとされています。また、鐘を鳴らして愛を誓い合うカップルが多いことから「幸せのベル」とも呼ばれており、当財団では、このベルの前で結婚式を挙げる「幸せのベル結婚式」を実施しています。

 

ふね遺産認定記念「海王丸 幸せのパワースポットシリーズ」

  海王丸パークは、「恋人の聖地」に選定されています。
(海王丸パークのシンボル「帆船海王丸」が2月14日に進水したことから、バレンタインデーにちなむものです。)
  このたび、「帆船海王丸」がふね遺産に認定されたことを記念して、「海王丸 幸せのパワースポットシリーズ」を展開しています。